~ 形状によるメリットとデメリット~
【何を基準に洗面ボウルを選んだらよいのかわからない】
というお声は多いのではないでしょうか。
どんな形状・設置方法のボウルがあるのか
どんなメリットやデメリットがあるのか
それぞれの特徴をご紹介します。
アンダーカウンターボウルとは、カウンター天板に穴を開け、天板下に埋め込むように設置する洗面ボウルです。
カウンタースペースも確保できるメリットがあり、カウンターとの段差が少ないので、スッキリとした洗面空間にしたい場合におすすめです。
カウンターとボウルの継ぎ目部分は汚れが溜まりやすいため、注意が必要です。
また、設置には専門知識と時間がかかり、ボウルの形状やデザインの選択肢が限られてしまうデメリットがあります。
オーバーカウンターボウルとは、カウンターの上に直接洗面器を据え付ける洗面ボウルです。
上からはめ込むように設置するため施工性が良く、海外製のデザイン性が高い製品が豊富に出ているメリットがあります。
カウンター開口が大きいため、交換の際にカウンターごと交換になるケースが多かったり、接合部のコーキングの劣化が水漏れの原因になるため定期的なチェックが必要となります。
ハーフベッセルとは、洗面ボウルを途中までカウンター天板に埋め込むタイプの洗面ボウルです。
ベッセルタイプのデザイン性と埋め込みタイプのすっきりした外観を両立できるのがメリットです。
ボウルの一部がカウンターに埋め込まれているため、すっきりとした外観で、洗面空間をスタイリッシュに演出できます。
デメリットとしては、ボウルを半分埋め込む分カウンターが標準より厚くなる傾向があります。また、埋込と置き型両方の要素を持つため、設置工事が若干複雑になる場合があります。
ベッセル洗面器とは、カウンターの上に設置する置き型の洗面ボウルです。
デザイン性が高く、好みのボウルとカウンターを自由に生み合わせできるのでこだわりの空間を作るのに最適です。
洗面器の高さがあるため、使いやすいカウンターの高さにするにはカウンター位置を低く設定する必要があり、収納スペースが制限されるデメリットがあります。
またボウルの形状や水栓のタイプによっては水撥ねが生じやすいのも注意が必要です。
ウォールハング型洗面器(壁付け)とは、壁に直接固定金具を用いて設置するタイプの洗面ボウルです。
洗面台がなくても設置できるので、トイレなどの狭いスペースでも取り入れやすいメリットがあります。
空間をすっきりコンパクトにまとめられます。その一方、収納などはできないので、必要であれば別途棚を用意する必要があります。
また、壁に固定するための強固な下地が必要となること、配管が露出するためこだわりの空間にする場合は意匠性の高い部材を選定したりする必要があります。
限られた空間でどのような洗面空間にするか
洗面器の形状と設置方法は重要なポイントになります。
選定するポイントの参考になれば幸いです。
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